こんにちは、小鳥チコです+*
今日は、先日の記事の続きです。
お金をあまりかけられない、人にも頼れない私が子育てでやってきた工夫たち、後半。
3,子どもに合わせすぎない
子どもが赤ちゃんな頃の話ですが、お昼寝に合わせて行動を制限するのをやめました。
よくTwitterで「子どもが寝てしまって出かけられない!」というのを見るのですが…
抱っこひもで移動する時期ならば、むしろ寝てくれているほうがでかけやすい!
抱っこひも・ベビーカー・チャイルドシートにそっと移動させて(起きてしまったらそれはそれでよし)静かな間に日用品の買い物に行ったり、時には息抜きにカフェへ行ってみたりしていました。
昼寝以外でも、何か出かける用があるときは自分の行きたい時間に行く。
基本的に車移動だから出来たことなのかな?
とにかくチャイルドシートに詰め込んだもの勝ち!と、多少泣いても予定を優先しました。
喋ったり、ある程度動けるようになってきてからは「なんでもやってあげる」のもしないようにしています。
環境だけ用意して、あとは自分でやってもらう。
例えばお風呂上がりの拭き作業は、2歳から自分でさせています。
タオルは扱いやすい大きさのフェイスタオルを用意しておく。
それを本人に渡したら「髪の毛しっかり拭いてよ~」「足も拭いてよ~」と声掛けするだけ。
多少拭けてなくても気にしないことにしました。
着替えも、わかりやすいように床に並べておく。前がわかるようにリボン等で目印はつけておく。
あとは「自分で着てごらん~」「それ裏だよ~」だけ。どうしても着れないときだけ手を貸します。
なんともいいかげんな母w でも案外これがすぐ出来るようになるんですよね。
ポイントは「環境は用意しておく」です。モンテッソーリ教育にもある考え方です。
その子の年齢に合わせて、最低限用意する。あとは本人に任せる。
世話だけじゃなく、「おなかすいた~」「お茶こぼれた~」等に先回りしての用意をしない。
「おなかすいた~」だけ言われたら「で?どうしたいの?」と返す。
そこで「おやつが食べたい」と言われたら、時間的にもOKなら出してあげる。
おやつに適さない時間だったら、その旨を話しておやつは出しません。
つい面倒で出したくなるんだけど、そこをなぁなぁにすると将来の自分の首を締めることになるので…代わりにDVD等で気分転換させて、それでもダメなら無視してます。
ひどい母だと思います…?
でも、「いいなりになる母」「召使い母」=優しい母ではないと思っているので。
これはもりくみこさんや、ワーママはるさんも言っていたような。
大前提として子どものことは尊重したいので、本人の言い分は聞く。
でもそこから言いなりになってホイホイ合わせる召使い母にはなってはいけない、と線引きをしています。
- 何がしたいのか、自分がどうしたいのかは自分で言葉にする
- それをきちんと最後まで聞いてやる
- その上で、希望が叶えられるかどうかは大人が判断する(理由つきで)
- 状況によって希望が通るときと通らない時がある
これが子どもたちにだんだん身についてきたら、私もだいぶ楽になりました。
自分の子どもといえど、人の予定や都合に合わせすぎると疲れるんですよね…
もちろん自分に余裕があったり、状況的に可能であれば子どもの意見も採用します。
大人も子どもも、それぞれ希望が通るときと通らないときがある。そこは平等だと思っています。
4,ストレスになるものを排除
3と重なることも多いのですが…とにかくストレス源を避ける!
ゴネて泣かれるのが嫌だから、おもちゃ売り場には絶対に近づかない。
喋ったり音が鳴ったり自動で動いたりする刺激的で即物的なおもちゃはなるべく与えない。
だって電池交換とか面倒だし、音もうるさいし!
あと自動で動くものは遊びが受動的になって、それらがない時に暇を持て余してぐずられるという面倒な未来が待っている。。。
なのでそういうおもちゃを避けるために、おもちゃのCMが流れる民放もほとんどみません。
そもそもCMとか民放の番組自体が刺激が強すぎる;
ちなみに、ばぁばとかからそういうおもちゃを贈られた時は「特別」として受け取っています。子どもにももちろん説明する。
特別感があるとばぁばも子どもたちに歓迎されて嬉しいですしね。
刺激的なおもちゃを与えない代わりに、折り紙やお絵かき帳・セロテープ等はケチらず用意しています。
油粘土もいつも手にとれるところに置いて、自由に使えるようにしています。
幼稚園で使ってるのと同じねんど。フレーベル館の直営サイトで買えますが、私は幼稚園を通して買いました。
あと絵本も図書館を利用してなるべくたくさん与えています。
いつも上限冊数いっぱいまで借りて、2週間ごとに図書館に行っています。
全部読まないこともあるけど、用意しておくことが大事だと思っていろいろ借ります。
とにかく、自分であそびを見つけて自分で遊んでもらう!そうすることで、勝手に遊んでてくれるようになって楽になりました。
もちろんしんどい時はYou TubeやDVDにも頼ります。
でもそれも、本人にはチャンネル権を与えません。
なるべく刺激の少ないもの、そして私に耳障りが悪くないものを見せています。
例えば英語のYou Tube。英語に親しむきっかけにもなるし、某○ーたんのキンキン声のワガママよりよっぽど耳障りがいいw
英語You Tubeのことは主にめぐみさんのブログが情報源!
You Tubeはテレビ内蔵のアプリじゃなくて、スマホで選んだものをChromecastでテレビに飛ばして見せています。そうすればリモコンを子どもに触らせなくてすむ。
そしてその方式だと途中の広告も再生されなくて快適…
だったのに、なんか最近再生されるようになってるみたい。これは悲しい。。。
以上、ひとりでも出来る・お金もかからない対策法でした
なんだか書いているうちに長々語ってしまった。。。すみません。
情熱のままに書いたので話がまとまってないかも;
とりあえずこんなルールを自分で設けて、それをブレさせないことで時間や心の余裕を作り出してワンオペ育児をやってきた、私の体験談でした。
だれかの役に…立つのかこれ???
まぁこんなことを考えてしんどい時期を乗り越えてきた人がいるんだな~程度に思っていただけたらと思います。
余談:知育教材は使わず図書館を使いまくってます
そういえば、知育関係の教材や玩具はやってません。
図書館で図鑑やら絵本やらに触れていたら勝手に文字やかずを覚えたので。
絵本で読み書きを覚え、恐竜図鑑で”時代”の概念を知り、虫の図鑑で季節や数を理解し、めいろ絵本で情報処理能力をつけている…と信じてる!(笑)
子どもにきっちり付いてあれこれ教えるのは私の性格上イライラしてしまうので(息子の宿題のチェックをするのもめんどくさーい!)、教材は使わず全て絵本と本人に丸投げです。
でも絵本から「これなに?」と聞かれたことはきちんと調べて答えてやるし、本人の様子を見てこれは学びが深くなりそうだな、と思ったものはステップアップできそうな別の本を選んでやったり、何度も何度も読み返している本は買ってやったりはしています。
図書館、便利ですよ。税金で運営されてるから使わない手はないですよ。
もともと図書館というのは、収入や身分に関係なく知識を得られる機会を作る素晴らしい施設なのです。
図書館法の一節にこんな文章があります。
人間は,情報・知識を得ることによって成長し,生活を維持していくことができる。また,人間は文化的な,うるおいのある生活を営む権利を有する。
公立図書館は,住民がかかえているこれらの必要と欲求に応えるために自治体が設置し運営する図書館である。公立図書館は,乳幼児から高齢者まで,住民すべての自己教育に資するとともに,住民が情報を入手し,芸術や文学を鑑賞し,地域文化の創造にかかわる場である。公立図書館は,公費によって維持される公の施設であり,住民はだれでも無料でこれを利用することができる。
出典はこちら→公立図書館の任務と目標
知識を得たいというのは人間の欲求であり、知識を得る人が増えれば社会も良くなっていく。その信念の元に運営されているのが公立図書館。
大いに活用しましょ!!!
…って、話がずいぶん逸れたところで今日の記事は終わりにしますw