こんにちは、小鳥チコです+*
今日は私にはちょっと合わなかったな~と思うもの、オーディブルの話。
- プロが本文を読んでくれるのを「聴く」読書、Audible
- Audibleで何を読んだのか?
- で、Audibleを使った感想(個人的デメリット)
- じゃあ、Audibleのメリットは?
- まとめ:私にはAudibleが合わなかった、ラジオドラマ好きなひとにはおすすめ
プロが本文を読んでくれるのを「聴く」読書、Audible
少し前から時々、Kindle本をSiriに読ませて「耳読」するようになりました。
ちょっと読み間違いもあるけどだいたいわかるので、家事をしながら実用書を読むのに重宝しています。すっかりハマっている勝間和代さんの本も最初は耳でよみました。
これを、Siriなどの合成ではなくプロの人間の声で読んでくれるのがAudible(オーディブル)。
Kindleと同じくAmazonがやっているサービスです。
Audible (オーディブル) - 本を聴くAmazonのサービス
これが、ちょうど1ヶ月・1冊分無料のキャンペーンをやっていたので試してみました。
Audibleで何を読んだのか?
せっかくならあまり自分では買わなそうな本にしよう、と思いまして…
村上世彰さんの『いま君に伝えたいお金の話』にしました。あの村上ファンドの村上さんの本です。
今調べたら期間限定でKindle版が314円になってる!
ちなみにAudible版単体だと2500円だそうです。紙の本は単行本1200円、文庫版550円。(2021.2.12現在)
実はDLしてまだ途中までしか読んでいませんが…内容は思っていたよりわかりやすいし、村上さんご本人の幼少期の話やお金と物事に対する考え方を知ることができて面白いです。
「なんかホリエモン氏と一緒に捕まったヤバそうな人」というイメージがすっかり変わりました。
この人、まともな人だ…!(失礼なw)
ちなみにホリエモン氏についての私の認識は「めっちゃ賢いのに言葉と態度が悪くて惜しい人」
まずはAudibleを最後まで聞いて、よかったら紙の文庫版も買おうかな。
で、Audibleを使った感想(個人的デメリット)
声の相性が合わないと辛いかも
Audibleはプロの声優さんや俳優さんが読んだ音源なのですが、今のところ一つの本につき1種類の音源しかないんです。
で、声の好みってけっこう人によって分かれると思うんです。
低音が好きなひと、可愛い声がいい人、さわやか系がいい人、しっとり系がいい人…
『いま君に~~』の声はわりと若めの男性の声でした。私的には、特別好きでもないけど嫌でもない、ほどよい声。
You TubeでAudibleの広告動画を見たら、萌え系?の声もあるんですね。
実用書で萌え系の声はないと思うけど(笑)小説でもこの声が出てくると個人的には辛い…
プロゆえに、演技が入る
声にしろ顔出しにしろ、もともと演技をされる方の朗読なので、棒読みではありません。
行や単語の間に間(ま)が入ったり、イントネーションが”演技”らしい読み方になります。
これが私には合わなかった~!
間はじれったく感じるし、おおげさ(私にとっては)な抑揚は聞いていてぞわぞわしちゃって;
仕方がないので1.2倍速にして聴いています。それでもぞわっとするけど1.5だと早すぎて聴き取りにくくなっちゃう。
演技をする人じゃなく、アナウンサーの朗読音源がいいなぁ…
耳にしろ目にしろ、文章の感情や強調の雰囲気は自分で想像して感じたい。
だからSiriの棒読み気味な読み方のほうが私には合っていたようです。
そういえば私、ドラマCDやラジオドラマも苦手なんだよなぁ…
ラジオドラマが大丈夫な人はAudibleも違和感なく聴けると思います。
章のタイトルと本文が区別つきにくい
これはSiriの読み上げでもあることなんですが。
「第◯章」ってついていない章タイトルは、耳だけでは分かりづらいです。
なんか同じこと2回言ったな?→あ、章タイトルだったのか。と思うのが数回。
これは慣れだと思いつつ、やっぱりちょっと気になってしまいます。
じゃあ、Audibleのメリットは?
誤読がない
これに尽きます。アルファベットの略語や数の単位、専門用語などがSiriは苦手なんですが、Audibleは人間が読んでいるので当然正しく読んでくれます。
誤読があってもだいたいはわかるけど、たまに画面を確認しないとわからないものもあって地味にタイムロスするんですよね…
画像で止まったり変な読み上げになったりしない
KindleのSiri読み上げだと、写真や図が入ると「画像、画像画像画像」と連呼したり「~~~~オールライツリザーブド~~年~月」と画像情報を長々読み上げてしまったりするんです。
「画像」くらいならまだいいけど、長い画像情報をいちいち読み上げられるとほんとイライラする!!
あと、本によっては画像で読み上げが止まってしまうこともあるとか?
とにかく画像が入る実用書はSiri読み上げにあまり向いていません。耳読したいのは実用書のほうが多いのにね。
その点Audibleは当然、画像は飛ばして読んでくれます。これはなめらかで良い。
まとめ:私にはAudibleが合わなかった、ラジオドラマ好きなひとにはおすすめ
というわけで、あーだこーだ言いましたが結論としては「私には合わない」でした。
自分でイメージを作っていきたい人には、合成音声が合うみたいです。
Siriさんがもうちょっと読み間違いが減ってくれると最高なんだけどなぁ…あと画像は飛ばす設定ができたら…
さっきAmazonのFireタブレットをポチったので、Alexaさんの読み上げに期待してます。
さっきも書きましたが、ラジオドラマが好きな人にはすごく合うと思います!
あとは好きな声優さんや俳優さんがいる人も、その人が読んでいる本を選ぶことでいつもとは違うチョイスができて面白そう。
それぞれの好みにあわせて、うまくツールを使い分けていきたいですね♪