こんにちは、小鳥チコです+*
今日は子どもたちがサンタさんにもらったプレゼントの話。今更かよ!という話題ですが(笑)一応記録として書いておきます。
同時に我が家のサンタ観やおもちゃの選定基準も書いていますが、それが正しい!という話ではなく、あくまで「うちはそういう方針でやっているよ」という話です。
うちとは違う考えや価値観のおうちもたくさんあるし、それはそれで正しいと思っています。「みんなちがってみんないい」の精神でひとつよろしくおねがいしますね。
- 前提:子どもの要望は(全ては)通らない
- 去年の希望と実際のプレゼントの例
- で、今年のプレゼントは:6歳息子編
- で、今年のプレゼントは:4歳娘編
- ちなみに我が家のサンタ観 相沢康夫さんの本がおすすめ
- 来年はどんなクリスマスになるのかな
前提:子どもの要望は(全ては)通らない
うちに来るサンタさんは、子どもの希望そのままくれるわけではありません。
希望のものが本人にピッタリのものであればそのままくれることもありますが、大抵はズレているので;
本人の希望と同じジャンルで、より合うものを選んでくれます。
私も個人的な思いとして、子どもの要望に合わせて用意したのに結局子どもが心変わりしてしまってあたふた…というのは困るし、「親は子どもの召使いではない」「要望を何でも叶えてやるのが優しさではない」と考えているので、そこはサンタさんであってもブレさせません。
去年の希望と実際のプレゼントの例
例えば去年の息子の希望は「仮面ライダーゼロワンのDXベルト」でした。音や光がジャンジャン出る、サイズも大人サイズのものです。
しかし我が家は基本的に「電子音や声が出る、勝手に動く、工夫の余地がない」おもちゃは与えていません。
なのでサンタさんは、仮面ライダーゼロワンの「ミニ」ベルトをくれました。
幼児向けで、少しギミックはありますが音や光は出ないもの。サイズも子ども向けの小さいサイズです。
これですね。値段も1000円ほどです。
息子は喜び半分・がっかり半分ではありましたが、「サンタさんはこっちの方が合うと思ってこれをくれたんだね」と話すと納得しました。
音を自分で言ったり、替えのプログライズキー(変身用の別売りパーツ)を工作で作ったり、本編でパワーアップ形態が出たらそれに似せてパーツを作って足したりと工夫して遊んでいて、それを褒めると得意げだったりして、やはりうちの息子にはこちらが合っていたなぁと思いました。
ちなみにお友達の中にはDXベルトをもらった子がいたりもしますが、そこは「あの子のおうちに来るサンタさんはDXベルトがあの子に合うと思ったんだね、おうちに音が鳴るおもちゃが他にも多いからかな」と話しています。
そう、サンタさんは複数人いる設定なのです(笑)本人も「こどもはたくさんいるからひとりでくばるのはたいへんだよね!」と納得している様子です。
で、今年のプレゼントは:6歳息子編
6歳息子のプレゼント、希望は「ラジコンとレゴとトミカ」でした。
車のラジコンが第一希望。直前に行ったお友達の家にあったのと同じものが欲しい、とのことでした。
その希望を聞いたサンタさんがくれたのは、
ミニ四駆のスターターキットでした。
タミヤ ミニ四駆PROシリーズ No.47 ミニ四駆スターターパック MA パワータイプ ブラストアロー 18647
ミニ四駆、実は対象年齢10歳以上で6歳の息子には少し難しいものです。
でも息子は折り紙や工作が得意で、折り紙は大人向けの本を自分で見て折ったりもできます。更に夫がサポート(と言いつつ一緒に遊ぶw)すると言っているのもあって、これになりました。
希望の「車」「モーターで動く」を叶えつつ、ラジコンよりも組み立てで学ぶことがある、改造やパーツ交換で工夫しながら長く遊べるもの。
ラジコンではないものの、見た目のかっこよさとパーツの組み立てに息子は大興奮。親も子も満足のプレゼントになりました。
で、今年のプレゼントは:4歳娘編
4歳の娘の希望は「アンパンマン知育パッド」でした。
テレビCMでみたやつですね。ちょっとこれは通らないなぁ…
アンパンマンはさすがにそろそろ卒業ですし(あと私があまり好きではない)、おそらく娘もそこまで欲しいと思っていないフシがあります。単にTVで見ておもしろそうだと思っただけかと。
娘は息子と比べてあまり物事を深く考えず、動くのが大好き・おもしろいものを見つけるのが大好きなタイプです。
息子は一人で黙々と図鑑を読んだり絵を描いたりするのが好きですが、娘は外で砂遊びやかけっこをするのが好き、動物や植物を見つけたりするのが好き。
なのでおそらく、知育パッドもすぐ飽きてしまうだろうなぁと思いました。
(知育の内容も、私はあまり好きではないものですし…)
そんなわけで、4歳娘のプレゼントはこちら。
「ワニに乗る?」というアナログゲームです。
ざっくり説明すると、サイコロを振って出た目の数だけ積み木のような動物のコマをワニの上に積み上げ、手持ちの動物が早くなくなれば勝ち・崩れたら負けのゲームです。
4歳でもできますし、大人も意外と楽しい(笑)クリスマス以降、毎日家族でやっています。
娘は「一緒に遊ぶ」のも好きなのです。ごっこ遊びも大好き。
家族で一緒に遊べて、動物のコマを使ってごっこ遊びもできるこのゲームはちょうど良い。
本人もアンパンマンじゃないことには全く触れず、大喜びしていました。
4歳の希望なんてそんなもんですよね
ちなみに我が家のサンタ観 相沢康夫さんの本がおすすめ
ちなみにこの記事、明らかに親=私が選んでいるのにあえて「サンタさんがくれた」と書いています。私にとっては、「子どもを想う心そのものがサンタ」だからです。
これをはっきり思うようになったのは、相沢康夫さんのエッセイ本を読んだことがきっかけでした。
【2021.1.11追記】
本が手元に戻ってきて確認したら、サンタさんの話が載っているのはこの本の続編「まだ好き…―続・絵本とおもちゃの日々」の方でした。訂正してお詫びいたします。
一冊目も続編も、どちらも面白く参考になるのは変わりありませんので機会があればぜひ!
【追記ここまで】
ネフ社の積み木などの良質な(ゆえに高価なw)おもちゃや、絵本の話がたくさん書いてあるエッセイ集です。手書きの漫画形式で気張らず楽しく読めます。
うちの最寄り図書館には入っていたので、他にも置いている図書館があるかも?
これに、長男にサンタさんの正体を教える回があるんですよ。これがすごく良くて!
簡単に説明すると、
「サンタさんは僕だ。でもサンタさんは本当にいる。正確に言うと、子どもを想ってプレゼントを用意する気持ちそのものと、子どもたちが信じているのをサポートしている人みんながサンタだ。この秘密を知った君も、今日からサンタ側になる。だから今日からは弟や周りの子が信じているのを一緒に守ってやってくれ」
と話をして、長男は大人の仲間入りをしたという話。
(今本が手元にないので記憶だけで書いていますが、だいたい合ってるはずです)
子どもが生まれてから我が家のサンタ観に迷っていたのですが、これを読んでうちでも採用することに決めました。
想いに共感するし、説明された子ども側も単に「サンタは親だ」と知るだけじゃなく「サンタ側に仲間入り」することで、がっかり感よりも嬉しい気持ちになりますよね。
加えて、秘密を共有するという意識が「サンタは親なんだぜ~」と周りに言いふらさせないブレーキにもなる(笑)
そして「自分もそうやって大切に想われていたんだ」という自己肯定感につながるいい話し方だと思います。
うちの子たちがサンタさんを疑い始めるのはもう少し先のことだと思いますが、その時になったらしっかり時間を作って話をしたいと思っています。
来年はどんなクリスマスになるのかな
長々と書きましたが、けっこういろいろ考えてプレゼント選んでますという話でした。
ほんと、こうやって考える時間が幸せでサンタ業の醍醐味ですよね。
来年は息子も小学生、ゲームが欲しいとか言い出すのかな…娘も今より希望がはっきりしてくるのかな…
子どもたちの成長もわかるクリスマス。
来年は気兼ねなく出かけられて、賑やかに楽しめるようになっていますように。
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